東亜大学人間科学部スポーツ健康学科2年の横山万里さんが今年4月にデンバー(米国コロラド州)で開催された空手道円心会館世界大会(ワールド・サバキチャレンジ2009)で初優勝し、見事空手世界一の栄冠を手にしました。
「サバキチャレンジ」とは円心会館がおこなう直接打撃(フルコンタクト)によるトーナメント制の組手試合のこと。円心会館総本部のある米国コロラド州デンバーで年に一度開催される世界大会(ワールド・サバキチャレンジ)は、他流派からの参加も含めて世界中から選手が集い、観客動員数でも全米随一を誇る規模の大会です。
横山さんが空手を始めたのは小学校1年生の時に道場を見学したことがきっかけで、その後、出身地愛媛県今治市の二つの道場に通い、三瀬先生、山岡先生の指導下で力をつけてきました。今治市立朝倉中学校時代は男子生徒に混じり、野球部で8番ライトのレギュラー選手として活躍し、今治明徳高等学校時代はソフトボール部に所属し、ポジションはファーストで主軸を担っていました。大学進学後は再び空手道に志し、下関に道場がないため福岡の道場に毎週通い続けて腕を磨き、昨年10月の全日本大会で初優勝し、今回出場した世界大会への出場切符を勝ち取りました。
世界一になった感想は「決勝で勝った瞬間は素直に喜びました。この結果が残せたのも林先生(円心会館九州本部長)始め、両親、先輩、友人など、たくさんの人の支えがあってからこそだと感謝しています。ただ試合内容には満足していません。今後はこの大会での反省点を踏まえて稽古に励みたいと思っています」と語っておられました。
今後の活躍、大いに期待しております。
頑張れ!!!